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yab山口朝日放送 2025年3月20日生放送 YOU!どきっ 山瀬理恵子のぶ~ちHoliday Cooking! 

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ディレクターにとりあえずお皿だけ持って来てくださいと言われ、ロケへ😂😂😂

到着した場所は道の駅でした!!!


2000円を渡され

「この2000円を使って花粉症対策レシピを即興で考えてください!」

と🤣🤣🤣

ええええ!!!!??カメラ回ってますが??!

え!?今!!?ここで?!

私が日頃から幅広く勉強していなかったら絶対、出来ないやつ、火傷するやつじゃないですか🤣🤣🤣

ポジティブにとらえると、それだけ出来るでしょ!?って信頼してくれてるってことなのかな⁉️🤣🤣🤣

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頭フル回転したけど

とりあえず仕上がってよかったです!!!!😂

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食レポも来た♪───O(≧∇≦)O────♪ありがとうございます!


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ようこママさんからも食レポが☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆嬉しい♪───O(≧∇≦)O────♪


道の駅からイワシをピックアップさせていただいた理由!

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ビタミンDについて研究が進み、健康に対するより様々な効用があることが明らかになっている。免疫力の向上やアレルギー症状を改善する作用。ビタミンDには細菌やウイルスを殺す「カテリジン」というタンパク(抗菌ペプチド)を作らせる働きがある。また「β-ディフェンシン」という抗菌ペプチドを皮膚上に作らせバリア機能を高めていることも分かっている。ビタミンDは食べ物から摂る以外に紫外線を浴びることで体内に合成される。紫外線が減少する冬場はビタミンDが減少し抗菌ペプチドも減少。風邪やインフルエンザにかかったりアトピー性皮膚炎が悪化しやすくなるのはその為の可能性。

近年、花粉症の発症要因のひとつに腸の関与が指摘されている。リーキーガット症候群といって腸の粘膜細胞間の結合が緩んで隙間が大きくなるため未消化で分子が大きいままのタンパク質や糖、さらには口から入った花粉などが腸壁から漏れ出てやすやすと体内に侵入するため過剰なアレルギー反応を引き起こす。ビタミンDはこの緩んだ腸粘膜の結合状態を改善し、適切な免疫抗体の産生を促すことで花粉症を根本的に改善。

「腸内環境」と花粉症、一見すると無関係そうに見えるが、実は腸壁こそがアレルギー物質の侵入を防ぐ最前線。ビタミンDは腸の粘膜細胞同士をしっかり結びつける「タイトジャンクション」の形成を促し、腸壁の強度を保っている。ビタミンDが不足すると腸のバリアが弱まり、アレルゲンが血中へ入り込みやすくなることで花粉症が悪化する可能性が高まる。

ビタミンDが足りない環境では腸内細菌のバランスが崩れやすく、さらに花粉症を含むアレルギー反応が増幅されやすい。食品に含まれる脂溶性ビタミンDの吸収を高めるためには良質な油と一緒に摂取すること。

また、ここ数年でより理解の進んだことに花粉症をはじめとするアレルギー症状は、基本的には目や鼻、喉、腸などの粘膜の機能破綻によって起こるが、皮膚のバリア機能の破綻も大きく関わっていることが分かってきた。つまり、花粉が皮膚につくだけでも花粉症になることがある。この皮膚のバリア機能を高めるのにビタミンAが有効。ビタミンAは皮膚のバリア機能を高めるだけではなく、腸内環境を整えるなど、ビタミンDに匹敵するほどの免疫強化作用を有している。

ビタミンDとAを併用することで相乗効果が生まれ、より高い効果を発揮。特に重要なのは免疫細胞に対する働き。花粉症をはじめとするアレルギーは自己免疫が暴走することで起こるが、ビタミンDとAはリンパ球の暴走を抑え、免疫システムを調整する役割を担っている。他にもビタミンAは全身の細胞の成長促進や制御に関わっており、胎児から成人まで人体の健康維持において不可欠な存在。

青魚
花粉症における炎症を抑えてくれる、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などのオメガ3系の脂質を多く含む青魚は、花粉症などのアレルギー症状を抑制するばかりでなく、肌や粘膜の状態の改善を促す。
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ニンニク

ニンニクやニラ等含まれているアリシンが免疫細胞であるNK細胞を活性化し、アレルギー性の過剰な免疫反応が抑制され、IgE抗体の産出を抑制。その結果、花粉症の症状の緩和が期待できる。


トマト由来カロテノイド(主にリコピン)の抗アレルギー作用を臨床試験で確認 ーカゴメ、日本薬科大学・おやまにし病院の共同研究ー




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トマト
果皮部分に含まれている成分ナリンゲニンカルコンにも抗酸化作用や炎症の鎮静作用などがあり、花粉症の症状を和らげる可能性。

リコピンは脂溶性で吸収率を上げるためには油と一緒に加熱調理摂取するのがベスト。吸収率アップにはリコピンの構造を「トランス体」(主に生のトマトに存在)から「シス体」(油と一緒 に加熱することで変化)へ構造変化させることがポイント。トランス体よりもシス体の方が体内に吸収されやすく、リコピンはにんにくや玉ねぎ、油と一緒に加熱調理することで体内に吸収されやすく、シス体への構造変化がより促進 される。(ニンニクや玉ねぎを調理することによって生成される香り成分の「ジ アリルジスルフィド」が促進成分の 1 つとなる。)リコピンはトマトの皮や種に豊富。湯むきするとリコピンを多く損失してしまうのでできるだけ皮ごと 摂取が◎(黄色のトマトはルテインが豊富、オレンジのトマトは β カロテンが豊富と色によって栄養素は異なる)


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セロリ
古くから薬用として珍重されて来た非常に香り高い食材。「食べる精神安定剤」と言われ、独特の香気成分アピインに不快な花粉症状によりストレスが溜まりがちな神経を落ち着かせる野菜。不眠にも○。同じく香気成分セダノライドにもストレスによる頭痛を和らげる作用が。またセダノライドには解毒酵素を増やす働きも。(デトックス)βカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの三大抗酸化成分やビタミンB群、カルシウムなどのミネラルを含み、今回使用したトマトのクエン酸との合わせでミネラルの吸収率をアップ。葉の部分は緑が濃くβカロテンなどのカロテノイドが豊富。血流を活性化する香り成分ピラジンも葉に含まれる。皮や筋にもカリウムなどのミネラルやポリフェノール、食物繊維が豊富なのでここも取り除かずにしっかり使う。更にフラボノイドのルテオリン、アピゲニンには高い抗炎症作用で注目を浴びている。

ルテオリン
フラボノイドに属するフィトケミカル。フラボノイドの中で最も強い抗アレルギー・抗炎症作用があり、喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎などの症状を抑える。これは、炎症反応を引き起こすロイコトリエンと呼ばれる物質を生成する酵素(5-リボキシゲナーゼ)をルテオリンが阻害するため。

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代用するなら大葉のロスマリン酸
ロスマリン酸とは、ローズマリーから発見されたポリフェノールの一種で、スペアミント、レモンバーム、シソ等のシソ科ハーブ類の植物に多く含まれる成分。また、抗酸化作用や抗炎症作用があり、アレルギー反応を抑える働きがある。近年では、脳の機能や健康を維持する働きがあることも研究で明らかになっている。

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ルッコラ

【  学 名   】Eruca vesicaria
【  科 名   】アブラナ科
【使用部位】葉、花、未熟果(若莢)
【主要成分】イソチオシアネート類、ビタミンC、β-カロテン、カルシウム、カリウム
【  作 用   】消化促進、抗菌、抗酸化、解毒 
【 適 応   】肉体疲労、肌あれ、胃腸の不調

アリルイソチオシアネート
強い抗炎症作用と血行改善作用があり、炎症を起こしている患部の症状を緩和。花粉症では鼻腔を元の状態に戻して鼻づまりを改善する効果が期待できる。

ノビレチン
愛媛大学の研究グループが温州みかんの果皮に含まれるノビレチンという成分に
花粉症の症状を緩和する抗アレルギー効果があることを発見

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生薬でも有名なみかんの皮(果皮)には様々な効能が期待されている。中でも、ほぼ果皮にしか含まれていないノビレチンにはアレルギー症状の緩和効果があることが愛媛大学菅原教授の研究から明らかになった。ノビレチンは鼻水やくしゃみの原因となるヒスタミンという物質の放出を抑制する働きを持ち、花粉症の症状緩和に効果を表すとされている。

ビタミンCが花粉症に有効な理由
1.免疫細胞(マスト細胞)からヒスタミンが放出されるのを防ぐ
花粉症の症状の最終的な原因は、血中に放出されたヒスタミンによって起こされるものであり、ビタミンCはこのヒスタミンの血中放出を防ぐといわれている。

2.強力な抗酸化物質である
アレルギー症状が出る時には、同時に体内で活性酸素が過剰発生するといわれている。この活性酸素は正常な皮膚・粘膜を損傷し、花粉症等のアレルギー反応を増悪するが、ビタミンCは抗酸化作用によって活性酸素による皮膚・粘膜の損傷を防ぐ。

3.コラーゲン合成を促進し、皮膚や粘膜のバリア機能を高める
上記2、3、により、ヒスタミンが粘膜を刺激する作用を抑える
また、アレルギー症状が出る時には同時に体内で過剰に発生する活性酸素により体内で過酸化脂質もつくられる。この過酸化脂質も皮膚・粘膜のバリア機能を損傷するといわれるが、ビタミンCはこれも防ぐ。※さらに過酸化脂質はアレルゲン(花粉)に作用することで症状を悪化させるといわれている。
4.ステロイドホルモン(コルチゾール)の生成に必要な成分である

コルチゾールにはアレルギーの炎症を抑える作用がある